あなたに会いに来ました

「この刀はな、大事なものを
守りたいっちゅー気持ちが
たくさんつまっとるんや
お嬢さんもそんな人なんやろな」

お金を払っていると
店主がこれはオマケな
と言って脇差しを一緒に渡した

「ありがとうございます
大事にしますね」

「おおきに」


誠は礼をして店を出た

「沖田さんお待たせしました」

「ほんとですよ」

長い間放置された沖田は
拗ねてしまった

「ふふっごめんなさい
さ、どこか行きましょうよ」

誠の言葉を聞いて
沖田はパアっと明るくなった

「ほんとですか!!
甘味処行きましょう!!」

(え…(笑)テンションの上がり方すごい)

誠がそんなことを考えている間に
沖田は1人で先に行ってしまう

「あ!!待って下さいよー」

誠はあわてて沖田を追いかけた
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