秘密
そして、すぐに白夜君のマンションに着いた

私は、バイクの後ろからおりて

ヘルメットを白夜君にわたした。

そして、二人で白夜君の部屋がある

6階まで上った。

白夜君が鍵を開けるために、私に背中を向けた

私は思った

白夜君の事好きなのかも・・・って…

その時、玄関の扉が開いた

「結衣どーぞ」

「ありがと///」

こんな、普通の会話でもドキドキするなんて

私、相当白夜君のこと好きなんだなって思った。

私は、中に入ってから

ソファーに座った

「結衣なんか飲むか?」

「えっと…じゃあ、オレンジジュースある?」

「あるでっ!まっててな」

「・・・」

「結衣どうしたんや?!」

「えっ…ええっと」

「?」

気づくと、私は白夜君の服の袖をつかんでいた

「あのね・・・私白夜君の事・・・好きになちゃったんだ」

「え・・・本間に?!」

「う…ん…でも、私…軽い女だよね…」

そうだよ・・・龍と付き合えなかったからって

好きって言ってくれてる、白夜君に乗り換えるなんて…

軽いよね・・・

「結衣…そんな事ないと俺は、思うで?だって、俺結衣に好きって言われてメッチャ嬉しいんやで?」

「でも…」

「俺は、結衣が好きやねん。結衣が、俺でいいと思ってくれてるなら、俺はそれでいいから」

「白夜君・・・ありがと」

白夜君に、言われた言葉が嬉しくて

私は、目から大粒の涙を流して笑った。




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