秘密

龍・・・龍もこんなに辛い思いしてたの?

私だけじゃなかったの?

龍…気づいてあげられなくてごめんね?

いっぱい辛い思いしたんだね。

なのに、私だけ被害者ぶって…

最低だね。

「うぅ…りゅっ…う…ごめ…ごめんね…」

私は、涙が乾いてでなくなるまで泣いた。

気づくと、もう夕方になっていて

部屋の中は、薄暗くなっていた。

私は、涙を拭いて

ベットに寝転んで、目を閉じた





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