キミの隣へ
思い出



…―――




休みの日、中学校のグラウンドは誰も使ってなくて遊ぶには絶好の穴場だった。




買い物の帰り学校の大きな木に惹かれてそばまでいった。




遠くで見てたよりずっと大きく迫力のある木。




幹に全体重を預ける。緑の葉からもれる光――。








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