呪いのテディベア Ⅱ

「えっと、まず名前を付けるっと。」

説明書を読みながら、
テディベアたちを見る。

さっきは不気味にしか見えなかったのに、
今では、
我が子の様にとても可愛らしく思えた。

「名前かぁ。どうしようね?」

「うーん。」

唸りながら考えていると、
栞の脳内に
小説で呼んだ、
いろいろな人の名前が浮かんだ。

「そうだ、人の名前を付けよう。」









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