~ 桜 星 ~

受付には
皆、知っている人ばかりで
私がわからなくっても
向こうが私を知っていた。

だから
私を見るなり

「二十歳おめでとう。○○ちゃん」

「もう二十歳なのね。」

「キレイよ~。お父さんもお母さんも喜んでいるでしょ(笑)」

と色々と声を掛けてくれた。

私そう言ってくれる人たちに
そうでもない人たちにも

「今日は私たちのためにありがとうございます。」

と笑顔で挨拶した。

そこにカメラを抱えたおじさんが来た。

その人も私の事をよく知ってくれている人で
父や母のことも
次男のことも知っている人だ。

おじさんは私に

「おめでとう。見間違えるほどキレイになって・・・・。
ほら、親子三人並んで。
撮るからさ(笑)」

と言ってくれて
私たちは一度断ったが
結局撮ることになった。

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