~ 桜 星 ~

その日の帰りの空は
ちょっと雲っていたが
星がちょっと見えたりしていた。

私はその星にいつものように会話をした。

「食事してしたんだよ。
楽しかった。
彼女は会社辞めないよね?
これから先
どんどん忙しくなって厳しくなっていくけど
辞めないよね?
それが心配なんだ。
だから
話したの。
これから忙しくなる事を話したの・・・。

先生は仕事終わったよね。
もう家かな?

私ね。

どうやら
先生似の上司に嫌われたみたいなんだ。
よかったかもね。
その方が上司のためだよね。
でも穴が開いた感じがして
悲しいな・・・。

会話できたらいいのにね。」

と言って電車に乗り
そこから迎えに来てもらった
友達の車で家に帰った。

楽しかった気持ちと
寂しくって悲しい気持ちを持ちながら
家に帰った。

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