~ 桜 星 ~

着慣れない、履きなれない姿で
ゆっくりと歩いた。

この道をこの四人で歩くのは
本当に学生の時以来で
なかなか
一緒に登下校できなかったけど
たまに
四人で集まって一緒に歩いた道。

中学に行くには
母校の小学校の前を通るのが私たちの道。

本当に学生に戻った気分で歩いた。

私以外
皆、学生だけど
どこかまだ皆と一緒の学校に通っている気分だ。

月に一度は会う友達二人は私の前を歩き
私の隣りに
久しぶりに会う友達が歩く。

懐かしい話をしながら
お互いお兄さんがいて
それも同級生だから
それの話もして
今の環境の話もして
積もり話をいっぱいした。

そんな私と友達が遅いから
たまに前を歩く友達たちが
私たちを待っていてくれた。

そうすると
四人でまた一つの話題で盛り上がったりもした。

一人の友達の家の前に着くと
その友達のお母さんを呼んで
四人で写真を撮った。

中学時代の私たちと
今の私たちと
どこか変わっていて
でも変わっていなくって
不思議な感じがした。

でも
皆の笑顔は
あの時のまま。

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