不良彼氏の甘い誘惑【番外編】

爽真君とだったら、どうなってもいい。


……だって、爽真君が大好きだから。





「……そんなこと言われたら、マジで止まんなくなるぞ」


爽真君があたしをジィーッと見つめる。







「……いいよ」


爽真君とだったら、どうなってもいいもん。





「……本当に、いいんだな？」


「うん……ていうか、そうしてください」



そう言った瞬間、カァァァッと顔が熱くなるのが分かる。







はっ、恥ずかしい////


こんな恥ずかしいセリフ、今まで一度も言ったことないからすごく恥ずかしい。





「……フッ」


爽真君がフッと笑う。







「えっ……なっ、何？」

あたし、なんか変なこと言った？





「いや、亜季らしくねーこと言うなって思ってさ」