GOLDEN TIME~4人のイケメン総長たち~
『バイトどうだった?』

『楽しかったよ。自分で接客業向いてるんじゃないかと思った』

『へぇ―…』

そこからタケルは無言になった。
難しそうな顔をしている。

『タケル眉間にシワよってるよ』

あたしはタケルの眉間をつついた。

『あのさっ…朱里って彼氏とかいんの?』

『まさか。いたらバイトなんかしてないって。いきなり何なのよ?改まって…気持ち悪い』

『気持ち悪いって何だよっ?!人が今から告白しようって時に…!!』




『…へっ?』

『あっ…』

タケルは口を覆い目をそらした。

『…。』

『…。』

『…。』

『俺は朱里のことが好きなんだよっ!!』

< 63 / 67 >

この作品をシェア

pagetop