指輪
「お姉ちゃん!!

 妊婦でしょ!?

 早く車に戻らないとだめでしょ!」

あたしはお姉ちゃんを無理やり車に戻した。


6月とはいえ,夜の海は結構冷えるな・・・

そんなことを思いながらあたしも車に乗り込んだ。


時計を見るともう午前3時を回っていた。


「今からどうするの??」

「帰る。」

お姉ちゃんは即答した。


帰りはバイパスを使ったから行きよりも早かった。


そして言うまでもなく帰ってすぐに

あたしとお姉ちゃんは眠りについた。


起きたのは夕方くらいだったかな??

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