最愛な君へ捧げる愛の詩
琴佳の裸はタオルごしからでも十分なくらい魅力的だった。
今の僕らにとっては、まだお互いの裸をみるには恥ずかしくて堪えられないとの二人の間での暗黙の了解からお互い隠しながらの入浴となった。

それでも
僕は興奮を鎮めるのにたいへんだった。

僕らはお風呂に入ったあとは軽くお酒を飲み眠りについた。

時計は深夜0時を越えていた。

隣に彼女がいる幸せを噛み締めながら直紀はお酒の酔いもあってか不覚にもすぐ眠りについていた。



ねぇ琴佳
あの日あの時の
琴佳の勇気が
僕ら二人を作ったんだよね
出会った日の
僕のままだったら
君を失わずに済んだのかな
僕の9ヶ月の恋は
ここから
始まったんだ…。

だから、
僕は君のこと
ずっと忘れないよ


ねぇ琴佳は
二人の出会いを
覚えていますか

琴佳も忘れないでね
僕のことを…
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