最愛な君へ捧げる愛の詩
そして、僕らはもう一度キスをした。

僕の舌が琴佳を求める。それに応じるように琴佳の舌が僕を求める。

目の前の琴佳の瞳が濡れている。

素敵だ…。

僕はキスをしながら、琴佳の胸を服の上から触れる。服の上からでも琴佳のぬくもりが伝わってくる。琴佳の小さな胸が僕の手の中に包まれる。

琴佳の声が漏れる。

「あぁ…。」

僕らはさらに求めあった。
お互いの服を脱ぎ捨て、琴佳の胸に触れ、キスをする。すべてを脱ぎ捨てた琴佳の体は美しく輝いていた。
恥ずかしいと照れる琴佳は時折、胸を手で隠す。そんなしぐささえも愛しい。

琴佳のソコは濡れていた。
一つになれる…。

琴佳と一つになれる。

しかし

僕が不能だったため

一つにはなれなかった。

琴佳は一生懸命頑張ってくれたが、一度失った自信は宙を漂い、焦りだけが、心を支配し、やはり一つにはなれなかった。

それでも
琴佳は
「大丈夫だよ。また二人で頑張ろうよ。時間はあるから…。」
と言ってくれた。

最初のSEXは
何もできずに
終わった。 嫌われた。

その夜は終わりを告げた。
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