カレシ

涙くん、サヨナラ


それからのあたしの毎日は、すごい輝いてた。

大学での空き時間は恭くんと過ごしたり、お昼もたまに一緒に食べたり。

そして何よりも楽しみだったのが、恭くんのバイトのない日のお泊まり。

週に2回のお泊まりがすごい楽しみで、あたしはその為に生きてると言っても良いくらいだった。

一緒にごはんを作って、テレビを見ながらくつろぐ。

最初は恥ずかしかったけど、恭くんがお風呂も一緒に入りたいと言ってからお風呂も一緒。

暇つぶしに買ったパズルも一緒にやったし、DVDも一緒に見た。
そして眠くなる頃に、腕枕をされながらくっついて眠る。

とても幸せな毎日。


この幸せな日々は、いつまで続くんだろ…

そんな事を考えてしまうくらいだった。

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