だいすきだよ 短編集☆



『僕、実は君のことが大好きだ。』


そういうと君はちょっと驚いたような顔で、でもすぐ素敵な笑顔になった。

『私も、好き』

って言ったんだ。


僕たちはお互いに言ったことを信じられなくて、

沈黙が続いた。


しばらくすると君は僕に抱きついてきたね。

なにが起こったのか頭はあんまり理解してないのに

心臓ばっかりうるさいから、

(黙れ、心臓)

って思い続けたよ。
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