だいすきだよ 短編集☆
由利は気を使ってほかの友達のとこ行っちゃうし、
なんか二人きりって気まずいな…。
いつもはクラスのみんなが笑ってくれたり、
ヤジ飛ばしてくれたりで成り立ってたっていうか。
「嶺岸さん、あーん」
「はっ!?」
「あれ、こーゆーの嫌い?…ごめん」
「いや、ごめんも何も付き合ってないからね?あたしたち」
「えっ!?」
「えっ!?・・・ってえっ?!」
「…ジョーダン。ちょっとからかってみただけ。うまくいけば乗ってくれるかなって」
いつも教室でこう話すぐらいで、
二人っきりでちゃんとはなしたのなんて初めてだ。