*センパイの隣-Love for me?-
「美憐、千花先輩だったの?なんて・・・?」
「千春、どうしよう。」
「え・・・?」
どうしよう・・・どうしよう・・・願ってもみなかった誕生日の約束を、千花先輩の方からされるなんて。もちろん、その頼みはOKに決まっている。
けれど、誕生日は大事な人とというくらい大切な日。そんな大切な日に私と過ごしてくれるなんて・・・。
「千花先輩の誕生日に、千花先輩と過ごせるかもしれない。」
「え!?美憐、よかったね。こうなったら、千花先輩にプレゼントとか買わなきゃだね!」
千春は私をギュッと抱きしめて、自分のことのように喜んでくれた。
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To: 千花先輩
件名:さっきは電話ありがとうございました!
本文
さっきは、驚いちゃって返事ができなくて、すみません。
もちろん、先輩の誕生日の日に直接祝福できるなんて、歓迎です!
無理言った話なのに、覚えててくれてありがとうございました。
先輩の誕生日楽しみにしてます(*´`)
美憐
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