素敵な片思い
「さよか。なら、言うわ。相原さんは魅力的やし、確かにえーなぁ思うんやけど。

…もう、あいつに出おーてしもたからな。怒りっぽいし男みたいな時あるけど、

オレん中で…あいつ以上のオンナはおらんねん」






小玉さんを見ていたら、泣きそうになった。


私が自分からハッキリ言って下さいって言ったのに、


やっぱり…ショックは隠せない。







そこまで想われてるカノジョが、羨ましいな。


「…わかりました」





それだけ言って思わず俯く私の顔を、小玉さんが心配そうに覗き込む。


「会社、来てや」


「…当たり前です。会社は、お金稼ぐ所、なんですよね?」


ちょっと嫌味っぽく小玉さんに言ってみた。


前に言われたっけ。会社に生きがい見つけるな、みたいなコト。


最近は小玉さんに会えるのが楽しみで会社に行ってるような所もあったけど、これからはそういうワケにはいかないもんね。


「おー、そうやで。杉浦みたく、会社に一生捧げるよーな生き方したあかんで~」


「ぷっ。それ、言いすぎですよぉ。杉浦くんだって、要領良く仕事やってますよー?」


「あ、わろーた」







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