姫サロンへようこそ
……恥ずかしいけど
俺は親友だと思ってる。
どこまでも懐が深くて、
抜け目がない。
いつも、さらっと自分の事を終わらせてすぐに他の人の面倒を見る。
その姿を見ると……
何か………
一生抜かせないなぁと思う。
唯一肩を並べられるのは、姫サロンの活動だけ。
まぁそれもジャンルは全く違うけど……
俺はメイクを担当しているけど
陽太郎はフレグランスの研究をしている。
「朝日と姫サロンを続ける事 が何よりも楽しいよ」
陽太郎がそう言ってくれる事が誇りだ。