姫サロンへようこそ
後ろに控えていた河南はただ俺が流しているのを見ていた。
俺は、用意してあるものは口に入れない。
用意する過程の中で毒を盛られたら一大事。
用心深さとプライドが普段の生活を圧迫する日々。
それを見て河南は最初は困惑した表情を見せた。
自分がなにか不備を犯したのだと思ったのだろう。
それは違う。俺は目の前で作られたものしか飲めないと言うとなにか言いたそうな顔をした。
そして今、また同じ顔をした。