姫サロンへようこそ



やめろよ。



今の俺には銀音が必要なんだよ。



だから…。


俺の側から、


消える真似なんかするなよ。



「銀音…。」


俺の声は情けないくらいに震えていた。


「なんだよ」


キリッとしたいつもの声を聞くと胸が締め付けられる。


「俺を…。おいて行くのか?」



やっと居場所を手に入れたのに。



安息の地はすぐに奪われる。









「僕はお前をおいては行かない。


その時まで君の隣にいよう。



だから、君にも一緒に闘って欲しい。

僕一人じゃあ、息をする事だって難しいからな」





< 344 / 348 >

この作品をシェア

pagetop