姫サロンへようこそ
やめろよ。
今の俺には銀音が必要なんだよ。
だから…。
俺の側から、
消える真似なんかするなよ。
「銀音…。」
俺の声は情けないくらいに震えていた。
「なんだよ」
キリッとしたいつもの声を聞くと胸が締め付けられる。
「俺を…。おいて行くのか?」
やっと居場所を手に入れたのに。
安息の地はすぐに奪われる。
「僕はお前をおいては行かない。
その時まで君の隣にいよう。
だから、君にも一緒に闘って欲しい。
僕一人じゃあ、息をする事だって難しいからな」