姫サロンへようこそ
銀音ってこんな事を言う子だっけ?
こんな風にしたのは、確実に俺だ。
それが堪らなく嬉しい。
銀音の腕を引き寄せると腕の中に、綺麗にまとまる。
小さい銀音を抱きしめると安心する。
もう少しこのままで…………。
「ラブってる所わるいんだけど!」
キュイイイイィィイン!!!!!!!
脳内に響く音に驚くどころじゃない。
え? あれ、なんだよ?
真麻ちゃんの回りを円を描くように光が描かれていく。
そのまま、光は空に向かって進んでいく。
その姿はまるでカミサマ。
「これが真麻の能力だ。
見ておいたほうがいい。」
そういったあとすぐ、真麻ちゃんはこう叫んだ
「予言する!!!
アタシのこれからの未来を!」