キミの心の声を聞かせて
シュンと公園のベンチで2人きり。
これが雄大先輩なら緊張して息もできないと思うのに
なんでだろう?シュンとなら不思議なぐらい落ち着いていられる…。
何故だか分からないけど、シュンと一緒にいると、本当の自分でいられる気がするよ。
いつの間にか、敬語じゃなくなってるし。
「なんか、落ち着くね」
どういう意味だよ?と顔をしかめているシュンのところに
「お兄ちゃぁ~ん!」
可愛い幼稚園先ぐらいの女の子が駆け寄ってきた。