キミの心の声を聞かせて

雄大が望むなら、あたしはどんな形でもいいから、雄大のそばにいたい。



恋人じゃなくてもいい。彼女になれなくていい。



雄大があたしを必要としてくれるなら


なんでもいいよ。




だから、雄大…。



ずっと、あたしのそばにいて。



あたしを、雄大のそばにいさせてください。




「アハハハ」と笑い合うあたし達の頭上で



大きな花火が咲いて…夜空の彼方に儚く散った…。





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