キミの心の声を聞かせて
いじめが始まったのは、小2の一学期。

クラスのリーダー的存在の女の子の言葉がキッカケだった。

「あの子、生意気」

その一言で、全てが始まった。


どうして生意気だと言われたのか分からない。


あたしの何かが、彼女には気に入らなかったのだろう。


そして、クラスメートは彼女に従い、一斉にあたしを無視し始めた。


気づいたら、周りは敵ばかり。


味方なんて…どこにもいなかった。




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