奥手な私と奥手な君

「ごめんヒロミ!待った??」




文化会館の入り口から天然パーマの…同い年に見えない男の子がやってきた。

どうやらヒロミの彼氏のようだ




「もー!!遅すぎ!!寂しかったんだからね!!」


ドスッドスッ


言葉とは裏腹に彼氏のお尻を持っているバッグで攻撃しているヒロミ
ツンデレなのかな??



そんな仲良さ気な二人の後ろに







彼はいた










一見白いスーツが仕事着の方のような
常にデスボイスのような
金の腕時計とかネックレスが似合うような







私は彼にくぎ付けになった







ヒロミの彼氏のお友達なのかな??




ちょっと、怖かった














かなり怖かった







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