幼なじみなんて二度と言わせねぇ
信じてもいい?

恋菜side



『・・・』


「・・・?・・・どうした?」

『これ以上は・・・』


これ以上話したら私が壊れてしまう


二度とあの日のコトなんか思い出したくない


あの日尚紀と離れた後のコトなんか・・・


「そっか」


『あの・・・』


「ん?」


『離してくれませんか?』


さっきから先輩は私を抱きしめたままだ


確かに安心して話せたけど・・・やっぱ男は・・・


「なぁ・・・赤城」


先輩の声が1トーン下がった


「あいつのコトまだ好きなのか?」


『あいつって・・・』


「赤栗尚紀・・・」


尚紀・・・?


『・・・今は男ってもの自体が無理です』


「ふーん」


『あの・・・だからはなし「赤城さ・・・」


人の話を聞け!!


「俺と付き合わない?」

・・・・・・・・・・・・はい?


先輩・・・聞いてました?

今アナタの前で男ってもの自体が無理って言いましたよね?




< 84 / 115 >

この作品をシェア

pagetop