咲と亮
「でも五十嵐さんってば、完璧に咲をライバル視してるわよね」
「そうなんだよ…」
それ大問題なのだ。
亮と何もないのに、ガラシャに睨まれるし。
人に敵対心もって睨まれるのは悲しい。
「ま、アタシとしてはコレはコレで面白いから良しとする」
「…えー」
「人の不幸は蜜の味ってねえ」
とんだ親友だ!
しかし、
「そう言いながら頭を撫でてくれて、アリガトウ」
ツンデレなのは分かっている。
亮のファンクラブの皆さんだって、最初はツンツン接してきたけど
ちょっとしたら私のことは女子と見なすのを止めてきたから、今は皆フレンドリーだったから。
人に嫌われるのって、慣れてない。