君の全てを教えて。




「おーい、竹本!!」





ドキンッ





「はい。」




竹本優斗がこっちに歩いてくる。



はー!?せんせー!!
何呼んでんのー!?



「何ですか?」



先生受けの良い竹本優斗は笑顔で聞いた。



「おお、竹本!
ちょっと波川の手伝いを
してやってくれないか?」


竹本優斗がチラッと
私を見る。



「はい、いいですよ。」




これまた屈託もない笑顔で頷いた。



これもキャラ作りですか・・・?



「波川さん。
じゃあ行こう。」






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