君の全てを教えて。

はじめての会話で





2人で手一杯のノートを
抱え廊下を歩く。



私の心臓が激しく脈を
打つ。



何これ。



聞こえてないよね・・・?



「波川さんと話すの初めてだよね?」


「あ、うん。」


「前から話してみたいと思ってたんだ。」


「へっ??」



何だか顔があつくなった。


私は俯きながら歩いた。





そうこうしてる間に、
資料室に着いた。





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