君の全てを教えて。




「よっす嘉穂。」




「おはよう。」




あの日から私たちは
毎朝あいさつを交わす
ようになった。



優斗は人気者だし
登校してきた瞬間から
周りに人がたくさん
いるけど。



それが全員女の子な
ことに少しイライラする
今日この頃。



佳奈はそれが嫉妬って
言ってた。



日に日に優斗のことが
好きになっていく。



この事件は
そんなときに起きたんだ。



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