私立聖学園男子校物語
「・・・なんだよ。。」
俺はぶっきらぼうに一言漏らす。

「なんだよって、せっかく一緒の部屋なんだから学校くらい一緒に行こうぜっ!俺がトイレ行ってる隙にさっさと部屋出てってるし。」
光太は、どうやら俺が先に行った事が不満らしい。。。とりあえず謝っておくか・・・。

「あぁ、悪い。。」

「まぁ、いいや。それよりどんなクラスなんだろっ。楽しみだな!」

そう言うと、光太は揚々とスキップをしながらあっさりと俺を置いて正門をくぐっていった。


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