飛鳥


うちは
いちようある意味
空気を読んだんだけどなぁ………。


一人は、
哀れに思われるのだ。


世間は
私にその行為をゆるさない。

だから
私は
この人達の親切心を
踏みにじる。


「大丈夫!!
ありがとう。」


笑顔で。
道化の醜い私の笑顔で
私は答える。


「そっか。」


私には、
その人達の表情には
あの人達のような表情は
なかったように
思った。



ただ、ただ。
やっぱりこのクラスの女子なのだ。

悪口を言ってない人はいないし、
言われてない人もいない。
誰一人例外は、
ない。




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