君と一緒に♪

遥side

☆ココから遥side☆

「みなさーん、委員と係を決めまーす♪好きなのに手を挙げてくださいね♪」

担任が声を張り上げる。

入学前の予定では体育委員になるはずだった。

図書委員なんて眼中になかった。


でも、明音がなると思ったら手を挙げるしかない。

だろ?


そして、手を挙げたのは俺と明音の二人。

もう決定だ。

俺はなぜか嬉しくて嬉しくて飛び跳ねたい気分だった。

今までに味わったことのない嬉しさだった。

もうこの時から俺の初恋は始まっていたのに、どうして気がつかなかったんだろう。



「大倉、よろしく」ってカッコつけて言うつもりだったが、無理だと思った。


だってあいつ、HRが終わったと同時に女子と話し始めやがった。

もう友達作ったのか。俺は…

と若干落ち込んでいた時。

「よっ!広田ー!話そうぜぇ♪」

俺より若干身長の低い男子。

「イイよ。名前は?」

「俺はねー」


ではココで紹介を!

柴崎 亮太

どうやらバスケ部に入りたいらしい。

こいつもイケメンだな…

たぶんもてるな(笑

ま、どーでもいいけど!



「でさー、遥はなに部に入るの?」

「何にしようかなぁ…俺もバスケかな」

俺実は球技めちゃめちゃ得意。

バスケ部だったらなんかカッコいいし!

ちょっと経験あるし♪

というわけで俺はバスケ部に決めていた。

ココは明音に乱されることなく決められた。

いや、今までのことも明音は何にも悪くないけど(-_-;)
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