君と一緒に♪
放課後……。


俺は明音を教室に呼んどきながら、どこに行っていたのかというと……。


なんと亮太に呼ばれていたのだ!!


亮太は俺が行くと、すごく悲しそうな顔になって。

『明音のこと、好きなんだろ?俺は断られちゃったけど……。明音のこと幸せにしてな。明音を泣かせたら俺がすぐ奪うからな!!』

という明音への愛しか伝わってこない言葉を聞いた。


亮太、イイ奴だな……。


俺は泣きそうになった。


で、時計を見るとあれから15分も経っているっ!!


わぉっと俺は走った。


教室は結構遠いから相当走った。


がらっと教室の扉を開けた時……

君は「遥……」って俺の名前を呼んでくれた。

それだけで生きていけると思った。

でも俺はそれより一歩先の幸せを求めてしまう。
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