恋の花


「遠藤くん…なんで花屋…?」


「昼休み、バスケットボールで花潰しちゃったお詫び。」

「え、でもだからって、こんな大きくて高そうな花屋…普通の所にだってあるよっ」

すると遠藤くんは小さくため息をついた。

「花、ちゃんと見た?」


「え?」


「潰しちゃった花。同じ花は1輪しかなかっただろ?」


「……つまり…?」


「よほど高い花だから、お金がもったいなくて1輪しか買わなかったんだよ。学校は。」


「へぇー…頭いいね」


遠藤は舞の言葉を無視し、
花屋へ入っていった。


「えっちょっとまって!」

舞も遠藤に続くように花屋へ入っていった。

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