陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
『…開かないか……』


ぼそりと聞こえた男の声。
が、幸姫はふと、その声に聞き覚えがあることに気付く。


追いかけてくるのは何も敵だけじゃない。


自分とはぐれてしまった小太郎が、探しにこの辺りまで来ていたのだ。

自分はここにいる。
そう、伝えようと口を開いたときだった。


「………!!」


声を出すことが出来なかった。

自分の唇に、気が付けば、政宗の唇が重なっていた。


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