陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
『こた』



誰かの呼ぶ声が聞こえた。主はもう目前で、手を伸ばせば届きそうな距離まできている。
なのに、何故かその声を聞いて動けなくなった。


何を一体、躊躇う。


目の前に、護るべき大事な人がいる。
常に傍にいて…


そう思ったときだった。





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