陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
「こた!大丈夫!?」

声をかけたときに初めて気づいた。

「何これ…ひどい怪我…」

信長とやりあう前に、明らかにどこかで誰かとやりあった後があった。
あちこちに傷があり、小太郎の服も、いたるところが血で湿っていた。

「一体何が…」

言いかけたときだった。


…あれ?なんか……


ふと顔をしかめる。
辺りをきょろきょろと見回すと、信長は外を眺めながらにぃっと笑っていた。


な、に…?


信長のその表情に、思わず寒気がした。
と、外を見ると真っ黒な煙が立ち上っているのに気づいた。


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