陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
「貴様…」

目の前の男がイラついた様子でこっちを見ていた。

「もう、これ以上、幸姫には手出しをさせん」

そういって、苦無を構える。
暑さと傷の痛みで朦朧とするなか、何とか踏ん張って信長に対峙する。

「死に損ないめが!」

信長が刀を振り下ろしてくる。
それを何とか苦無で受け止めるが、傷が開くのを感じ、激痛が走った。

「ぐあっ!」

何とか軌道をそらして、よける。


化け物め。


信長に向かって苦無を投げつける。
が、いとも簡単に、信長はそれを払い落とした。


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