陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
そうこうしているうちに、本当に政宗の様子がおかしくなってきたので、喜多と小十郎にお願いをして、今日の祝言はこれでお開きにしてもらった。

政宗を連れて部屋まで行くと、政宗は覆いかぶさるようにして抱きついてきた。

「きゃぁ!」

思わずバランスを崩し、そのまま倒れこむ。

「ちょ、何す」

言い終わるまもなく、政宗がキスをしてきた。

「良く似合っている」

政宗の一言に、どきどきしながら、ありがとうと答えた。

「夢のようだな…」

そう言うと、政宗はぎゅっと抱きしめてきた。

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