あの音をもう1度
「ちょっと!奏、どういう意味!?」

栞が勢いよく聞いてきた。



「どういう意味って言われてもただ学校案内を頼まれただけだよ」


「いいなぁ~!いきなり鈴宮君に声かけられたなんて」



そんなにいいのかな?



「なら栞も一緒に行く?」


「行きたいのはやまやまだけど部活があるからねι」



「そうだね」












そんなことをいっていたら放課後になった。




「じゃあ奏!何かあったら絶対連絡ちょうだいね!」


そう言って栞は部活に言った。




何かって何もないと思うけどね。




「音梨さん」




< 14 / 255 >

この作品をシェア

pagetop