あの音をもう1度







『もう一度弾いてほしい』





あの言葉から始まった私たち。




最初は、最悪だと思った。




でも、傍にいて言葉をきいてその熱意が私を動かした。





今ならわかるよ。



たくさん傷ついてきた日々は未来(いま)に必要だったって。






ねえ、涼太。



ずっと奏で続けるよ




私だけの音を---












fin.



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