あの音をもう1度
***



「よっと…」



俺は寝ている奏を起こさないようにおんぶをした。




軽っ…!



予想以上に軽い。



こいつ、ちゃんと飯食ってんのか?ι





そんなことを考えながら俺達は校門を出た。


奏は俺の背中でスヤスヤ寝ている。



「ほんと、気持ちよさそうに寝ているな」


思わず苦笑してしまう。




この状況を遠藤が知ったら怒りそうだな。





そうして俺は地図を頼りに奏の家へと歩いて行く。
















「えっと……この家だな」



数十分歩くと、ある家の前についた。


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