あの音をもう1度
「嫉妬や妬み・・・・

今思えば仕方ないことだけど当時の私にはつらかったッ…」















≪なんで・・・
なんでこんなことされなきゃいけないの…?

私は、ただ楽しくピアノを弾いているだけなのにッ…≫














小さい頃の私は、泣くことが増えていった。



「どんどん精神的に追いやられて・・・いつの日かからかピアノを弾くことに苦痛を覚えるようになった。

そして・・・辞めるきっかけになったのは――


やっぱり『ピアノ』だった」




「ピアノ?」



「…うん。コンクールのリハーサルでピアノを弾こうとしたら
・・・・針が鍵盤の間に立ててあった」



今思い出しても、ゾッとする。


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