飴色蝶 *Ⅰ*
そして、滝のように

流れる温水に

逆らう事無く
 
共に深い地の果てまでも

降って行く様に

私は、心を打たれた。

儚く、幻想的な世界・・・

私は、彼の背に手を触れた。

庵はシャワーヘッドを手に持ち

私の髪、体を濡らしていく。

二人は、シャワーを浴びながら
口づけを交わす。

二人の間に

言葉なんていらない事を
私は知る。

狭いベッドに、二人

近くに愛する人の存在を
感じながら眠る。

言葉はいらない・・・
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