いちごミルク~不良彼氏と平凡彼女~



なんかファンクラブとかあって有名な奴だから、名前はなんとなく知ってる。



美流紅なんて変わった名前だし




安田美流紅は自分のパンを千切って子猫にあげていた。



俺は手に持った紙パックに入った牛乳を飲みながらその様子を見ていた。


あっちなみに俺は、いつも片手に牛乳を持ってる。


その理由は……言わない。



「ニャァ~」


すると子猫が俺の方に来ようとしてきた。


ヤベ。2人(1人と1匹)にバレないように木の陰に隠れてたけど、子猫にバレかも…



「ちょっ…どこ行くの?」


安田美流紅が子猫を追う。


できればココから逃げたいけど動いたら俺がココに居るってバレるから動けねぇ…




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