田舎姫と都会王子
「今日だけだぞ!もし小梅に手を出したら……」


「ほらあなた。2人の邪魔しないの。要くんゆっくり休んでね。」


父と母は、その後部屋に戻ってしまい私は要を自分の部屋に入れた。


「結構片付いているな。お前の事だから、もっとゴチャゴチャしてるかと思った。」

「失礼っちゃ!」


私がそう言って顔を膨らますと要が私を抱きしめてきた。


「要?」


「ヤッパお前と2人っきりって良いな。」

要の言葉に顔を赤くすると要は二ヤッと笑った。


「2人っきりだとイジメがいもあるしな。それに、襲うことも…」


「何言ってるっちゃ!」


要は、またニタリと笑った。
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