【続】イニシャルはKK

すれ違う想い

昼間、歌音のお母さんが病院へ来た。

「あなた…確か高校の文化祭の…」

あの時の事を覚えていてくれたんだ。

「ずっと、付き合っていたの?」

俺は事情を説明した。
そして、ひたすら謝り続けた。



歌音の意識は戻らない。
ずっと眠り続けたままだ。
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