◆◇姫と王子の運命の恋◇◆





「それは絶対ない!!
ぜ――――――――――――――――――ったいない!!
だってあの協定がある限り・・・」





「あめーんだよ!!!」




ムキになったオレら。

馬鹿みてぇ・・・。


「まぁとにかく、しょーとそれじゃ甘い!
お前に告る奴もちひろに告る奴も毎日5人はいるだろ!?
だったらんな協定今すぐにでも切り捨てられちまうぞ!?」


航也の言ってることが

すごく

心に突き刺さった気がした



「・・・オレも真麻菜もなぁ、ちひろの好きな奴知ってるんだよー。
そいつにちひろとられても知らねぇぞ?
お・う・じ・さ・ま♥」



・・・ムカムカムカムカムカ!!!


「だーかーら!!
オレはオレで頑張るってばああああ!!!」


そう叫んだはいいものの、航也は走り去っていた・・・。
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